カリフォルニア神学大学院日本校(佐藤陽二総長)第24回学位授与式が3日、東京・新宿の戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター)であった。同大日本校校長の佐藤順師は、「日本では、神様を信じもとめる人が増えています。しかしクリスチャンになっても、いかに生きるべきか模索し挫折する者が多い。どうやって実践の福音を宣べ伝えるかが大切です」と式辞を述べ、日々実践する真理としての聖書の学び、実例による証し、福音伝播の必要性を強調した。
今回学位を取得したのは5人(修士2人、博士1人、名誉博士2人)。学位記(卒業証書)は、カリフォルニア州グレンデール市の米国本校(アイディーイー・トーマス名誉総長、ジャックダブナー学長)から英文で授与された。牧師按手式も執り行われ、単立・牛込キリスト教会大村伝道所伝道師で同大修士課程を修了した坂田末廣師が、佐藤総長らにより按手を受けた。関係者ら約30人が出席した。
坂田師は、「神様からの招命を預かる恵みに感謝しています。この祝福(修士号、牧師任命)を受ける責任を感じますし、これからの宣教活動の中で悩む場面が生じる事もあるかもしれませんが、精一杯仕えさせていただきます」と宣教への思いを語った。