東京・高田馬場に会堂を移転したグレース宣教会千駄ヶ谷チャペル(堀内顕代表牧師)は9日、新会堂で出発礼拝を行った。名称も東京チャペルと変更し、28年間にわたる東京宣教の新たな一歩を踏み出した。
遠方からの参加者もあり、約70人の座席は満席となった。堀内代表牧師は説教の中で、新会堂が与えられたことは「大きな神の祝福」と述べ、東京だけでなく首都圏全域に宣教の働きが拡大するようにと祝福の言葉を述べた。
グレース宣教会は1964年に大阪・八尾での開拓伝道から始まり、現在では関西近県を中心に20の会堂で礼拝をささげている。東京では1982年から開拓伝道を始め、これまで絶やさずに集会を守ってきた。
堀内牧師は、「東京チャペルは、主イエスを信じる兄弟姉妹の信仰によって始められた」と証し。東京宣教のこれまでの歩みを振り返り、すべてが信仰によるものであったと述べた。そのうえで、「信仰こそ人生を達成させるもの」と説き、信仰によって始めた歩みを、信仰によって力強く最後まで歩み切ることの大切さを強調した。