昨年火災に見舞われた日本基督教団大分教会(大分市舞鶴町)の改修費を支援するチャリティーコンサートが20日、同教会で大分市・別府市の音楽家有志ら約100人により開かれる。地元紙・大分合同新聞が伝えた。
同教会は昨年6月8日早朝に発生した火災で集会室が焼け、消火のための放水で他の部屋も濡れてしまうなどしたため内部を全面的に改修。今回のコンサートはこの改修費を少しでも支援しようと開催されるもの。
有志を取りまとめているのは同教会員で女声コーラスなどを指揮する挾間文男氏。挾間氏は07年、各教会で別々に活動していたコーラス隊を集めてカトリック、プロテスタントの枠を超えた合唱団「賛美歌・典礼聖歌を歌う会」を結成し、月2回の指導を行っている。今回のコンサートは同会が中心となって企画したもので、教会関係者のみならず賛同した挾間氏の友人や教え子らも協力し、計9団体・10個人が出演する。
入場無料で午後1時から。会場で寄せられた献金は同教会に寄付される。問い合わせは、挾間氏(電話:097・597・3622)へ。