今年4月からネパールの子どもたちの教育支援プロジェクトを開始する、キリスト教NGOの「チャイルド・ファンド・ジャパン」(東京都杉並区)はプロジェクト開始に先立ち、参加協力を募るイベントを東京福音会センター(東京・銀座)で開催している。チャイルド・ファンド・ジャパンが支援するフィリピン、スリランカ、ネパール各国の子どもたちの写真展や、ネパール民族衣装の体験コナー、支援相談コナーが設置されており、最終日7日の午後1時からはネパール政府公式通訳のジギャン・タパ氏によるトークも行われる。
4月からネパールで始まる「スポンサーシップ・プロジェクト」は、日本の支援者ひとりが、現地の子どもひとりを学校へ通えるように支援する「一対一」の関係を大切にした支援プロジェクト。スポンサー(支援者)は現地の子どもと手紙をやり取りすることもでき、支援しながら成長する子どもの様子を見守っていくことができる。
同プロジェクトはフィリピンやスリランカでもすでに行われており、支援者の数は国内で約4000人。08年度現在で、支援を受けている子どもたちは4792人に上る。
イベントは7日まで、午前10時半から午後7時の間(7日のみ午後2時半から同6時まで)、日本基督教団・東京福音会センター(中央区銀座4‐2‐1)で行われる。JR有楽町駅(中央口)徒歩5分、地下鉄銀座駅(C6・C8出口)徒歩1分、地下鉄銀座一丁目駅(4番出口)徒歩2分。入場無料。問い合わせは、チャイルド・ファンド・ジャパン(電話:03・3399・8123)まで。