国際研究フォーラム「映画の中の宗教文化」が20日、国学院大学(東京都渋谷区東4‐10‐28)学術メディアセンターの1階常磐松ホールで開催される。
同フォーラムは映画を宗教文化教育の一つと位置付けた場合、どのような可能性や利用方法があり、また一方でどのような問題点をはらんでいるのかなどを、異なった学問領域と国の研究者らが幅広い視点から議論し、意見交換することを目指すもの。使用言語は日本語と英語で、英語には通訳が付く。
議題は「映画を教材にして比較宗教の理論的課題を明らかにする― ひとつの試みの報告」、「アラブ歴史映画に見るイスラームとナショナリズム」、「西洋から見た日本映画の宗教性」、「アニメはどんな宗教を語ってくれるか―『平成狸合戦ぽんぽこ』に見る日常宗教」および「宗教と映画を教える際の新しい傾向」の5つとなっている。
午前10時から午後5時半までの開催で参加費無料。事前申込が必要。申込は15日までに名前と所属を明記の上、事務局(Eメール:[email protected])まで。