金城学院大学(名古屋市)と同志社女子大学(京都府京田辺市)は26日、教育研究の活動全般における交流と連携を目的とした包括協定を結んだ。金城学院大で同日、調印式が行われ、同大の柏木哲夫学長と同志社女子大のニコラス・ジョン・ティール学長がそれぞれ抱負を語った。
両大はともにキリスト教主義の女子大で、これまでも交流があった。昨年12月には合同入試説明会を実施しており、今回の協定締結のさきがけとなった。今後は、両大代表らによる連携推進協議会を発足し、学生、ゼミ、教職員の各レベルでの交流を検討するとしている。
同日開かれた会見でティール学長は、「教育・研究面の更なる発展、充実にむけて連携事業を推進し、この学術交流に関する包括的な協定の成果を、広く社会に積極的に還元できるよう努力したい」と語った。
また、柏木学長も「両大学のこれまでに培われた教育・研究資源を活用し、積極的な相互交流を推進することにより、優れた人材の育成と学問の探究という大学本来の使命を果たし、地域社会ひいては国際社会の発展に寄与できるよう努めたい」と抱負を語った。