日本宣教150周年を記念する三大イベントの一つ、「第6回首都圏キリスト教大会」(開催日:10月24、25日、同実行委員会主催)の決起集会が27日から29日までの3日間、都内の会場を中心に開催された。最終日の29日には、東京都新宿区の単立・東京中央教会で午後2時から、神奈川県横浜市の横浜関内ホールで午後7時からと、2箇所で開催。来月9日には婦人決起集会の都内開催も控えており、5カ月後に迫った大会に向けて盛り上がりを見せている。
27日から連日の開催となった決起集会には、米ウィスコンシン大学合唱団が出演。東京都文京区の日本基督教団小石川白山教会で開かれた28日の集会では、詰めかけた100人を超える聴衆を前に総勢45人のメンバーが息の合った演奏を披露。黒人霊歌として有名な「Swing Low Sweet Chariot」や「慕いまつる主なるイエスよ」(聖歌557番)など全14曲を賛美した。
この日はキリスト兄弟団目黒教会の工藤公敏牧師が詩篇103篇1節から5節を本文に聖書のメッセージを伝えた。工藤氏は、自身がイエス・キリストを信じることで人生を大きく変えられた体験を証しし、「イエス様を信じると変わります」と聴衆に神の愛を訴えた。
「第6回首都圏キリスト教大会」は、7月に横浜で開催される「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」、9月に北海道で開催される「第5回日本伝道会議(JCE5)」と並んで、日本のプロテスタント宣教150周年を記念する三大イベントの一つに位置づけられている。大会実行委員長は、JCE5会長も務める中島秀一・日本福音同盟理事長。講師は日本プロテスタント宣教150周年記念実行委員会の3人の委員長、山北宣久牧師(日本基督教団聖ヶ丘教会)、峯野龍弘牧師(ウェスレアンホーリネス教団淀橋教会)、大川従道牧師(大和カルバリーチャペル)が担当する。
大会は10月24日と25日の2日間、東京都渋谷区の青山学院講堂で行われる。詳しくは、同公式ウェブサイト。