共同通信によると、中国の公安当局が27日、地下教会信者で民主活動家の余傑氏を北京市の自宅で監視していることがわかった。
同氏によると、自宅前で公安関係者が見張りに立ち、人と会うことができないという。
天安門事件から20年を迎える6月4日を前に、中国当局は民主活動家らの取り締まりを強化している。25日には、「片足の活動家」として知られる人権活動家の斉志勇氏を自宅から連行し、北京市郊外に軟禁。関係者によると、連行した警官は同氏に対し、天安門事件について海外メディアからの取材を受けてはならないなどと脅したという。