特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(深町正信理事長、以下チャイルド・ファンド)は、1日付けで国税庁長官より「認定NPO法人」に認定された。これにより、1日以降の同団体への寄付金については、寄附金控除などの税制上の優遇措置を受けることができる。
チャイルド・ファンドは1975年、戦後に日本の戦災孤児を支援した米国の民間団体キリスト教児童基金 (CCF)日本事務所であった社会福祉法人基督教児童福祉会(CCWA)によって設立(当時の名称は、国際精神里親運動部)。キリスト教精神を基盤に、アジア諸国の中でも特に貧困で苦しむフィリピンを中心に海外協力活動を実践してきた。
05年からは特定非営利活動法人として活動を開始。06年には、支援活動を通して日本とフィリピンの相互理解と交流の促進に貢献したことが評価され、「外務大臣表彰」を受賞した。
06年11月からは、スリランカでのスポンサーシップ・プログラムを新たに開始。07年度には、フィリピンで25カ所の協力センター、スリランカで2カ所の協力センターに支援を行った。そのほか、フィリピンの少数民族の生活改善を支援する特別プロジェクトや、インドネシアのジャワ島中部地震の復興支援事業などを実施している。
スポンサーシップ・プログラムは月々4000円(1日当り130円)から参加できる。詳しくは、同ホームページまで。