「日本クリストファー・サン国際大会」(2010年、東京で開催予定)を前に、主講師であるクリストファー・サン氏の講演会が24日午後6時から、東京都千代田区の明治大学アカデミーコモンで行われる。サン氏はこれまで、首都圏にある100の教会や団体が協力し延べ2700人を動員した「第5回首都圏キリスト教大会」(06年)の主講師などを務めてきた。インターナショナルVIPクラブ明治大学が主催する。
昨年4月に大阪市中央公会堂で開催された「大阪クリストファー・サン国際大会2008」では、地元の88教会が協力。1000人収容の大ホールは満席となった。
東京での伝道大会開催は、サン氏の最大の願いでもある。韓国とともに日本とも親近感の深い台湾で生まれたサン氏は、日本宣教に人一倍の重荷を感じている。組織も財源も派手なアトラクションもないが、聖書そのものを真実に解き明かすサン氏のメッセージが同大会最大の特徴だ。
中国系アメリカ人であるサン氏は、1984年にクリストファー・サン伝道協会(CSEA)を設立し、米国を初め、カナダやロシア、カザフスタン、オランダ、マレーシア、フィリピン、台湾、韓国、香港、インドなど世界の各地を巡って福音を伝え続けている。
05年より日本での伝道に力を入れ、「第5回首都圏キリスト教大会」(06年)、「第45回東京イースターのつどい」(07年)、「大阪府民イースター」(07年、08年)、「仙台圏キリスト教大会」(07年)、「クリストファー・サン熊本キリスト教大会」(08年)のほか全国各地の大会でメッセージを伝えている。今年7月11〜12日には、6500人収容の旭川大雪アリーナで開催される「旭川ゴスペルナイト」でメッセージを伝える。
1953年台湾生まれ。中原基督教大学(建築学士)、カリフォルニア大学バークレー校(同修士)、フラー神学大学(神学修士)、カリフォルニア神学大学院(哲学博士)を修了。同伝道協会は本部を米カリフォルニア州アルカディアに置き、世界福音同盟(WEA)、米国福音同盟(NAE)、福音主義会計基準(ECFA)などに加盟している。
講演会は60人限定。入場料1000円。問い合わせは、インターナショナルVIPクラブ明治大学(080・3129・3286、担当:秋山晶代)。