三浦綾子。日本を代表する女性作家で、『氷点』をはじめ数多くの作品を世に生み出しました。闘病中に洗礼を受け、作品の中にも信仰心が現れています。
代表作は、先ほどの『氷点』また『泥流地帯』『塩狩峠』・・・。この年末、ぜひ北海道出身・クリスチャン作家三浦綾子さんの小説を読んでみてはいかがでしょうか。
そして今日、最後にお伝えしたいのは、『塩狩峠』の主人公である永野信夫です。ご存じの方もいると思いますが、実在の人物・長野政雄さんをモデルに描かれた作品であり、最後、主人公・永野信夫は、乗っていた汽車を大事故から救わんために自ら身を投げ出し、自身の体をもって汽車を止め、多くの乗客乗員たちの命を救ったのです。まさに、犠牲、身代わりの死。
最後の最後。この年末に押さえておきましょう・・・。私たちのために、いえ、あなたのために、身代わりになって死んでくださった方が、事実、おられるということです。
その方はあなたのために、約2千年前に39度の鞭を受け、あざけられ、ばかにされ、つばをかけられ、いばらの冠をかぶらされ、そして、究極の極刑である十字架につけられて、苦しんで苦しんで血を流して死んでくださいました。
あなたを救うために・・・。
この年末、あなたのために死んでくださり、復活してくださったイエス様に感謝しましょう。感謝に満ちた年末年始をお過ごしください。来年もよろしくお願いいたします。アーメン。
「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」(旧約聖書・詩篇107:1)
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お知らせ
現在、筆者・篠原元の連載小説『追う者』が、エブリスタなどで掲載中です(4サイト)。小学生時代の事件で心身に大きな傷を負い、母を早くに亡くし、絶望の底から、夜(闇)の世界に足を踏み入れた女性【主人公】の回復の物語です。あわせてこちらもどうぞ。
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