聖書に登場するマルタ(使徒28:1)は、使徒パウロが難破した島で、欧州で最初にキリスト教国になった国だ。
BC1000年以降、多くの権力者がこの島を占領した。マルタがキリスト教国になって以降は、キリスト者としての強いアイデンティティーをマルタ人は常に保ち続けた。大多数の人々が定期的にカトリックのミサに出席する。また人口の80パーセント以上が自分の人生で宗教は重要だと考えている。
マルタは欧州で最も宗教的な国の一つだが、生けるキリストと個人的な関係に歩んでいる者は決して多くはない。強い宗教伝統が転じて、多くの人々を生けるキリストとの個人的関係に導くことができるよう祈っていただきたい。
■ マルタの宗教人口
カトリック 91・5%
プロテスタント 0・4%
英国教会 0・3%
イスラム 1・2%