カトリック姫路教会(姫路市本町)で27日、ホームレス自立を支援する地元のボランティアグループ「路上生活者ふれあいサークルレインボー」による炊き出しが行われた。高校生や大学生、地域の住民が参加するレインボーは02年から毎月1回のペースで炊き出しを行っており、この日は約40人のホームレスが訪れた。神戸新聞が伝えた。
同紙によれば、この日のメニューは、炊き込みご飯や鳥の照り焼きなど6品。散髪も行われ、衣類や毛布の配布も行われた。
レインボーは、誰もが住みやすい街を作るために、路上生活者も地域社会の構成員として位置づけ「支え合い」の精神で活動しており、毎月第2土曜日には炊き出し、第4木曜日にはおにぎりを配っている。活動拠点は、カトリック姫路教会で、このほかカトリック加古川教会、日本基督教団播州地区社会部、日本自由メソヂスト教団・姫路野里教会などの教会も賛同している。