カトリック教徒が多数派のスロベニアだが、実は宗教改革以来、プロテスタントの証しを立ててきた伝統を有する国でもある。しかし残念なことに、いまだに福音主義の教会は非常に少ない。福音的な教会を開拓するチームが必要だ。
スロベニアには、福音主義信者は非常に少ないにもかかわらず、民族によって教会が分かれている。教会の一致と統合のために、同国福音同盟の働きは重要だ。また、ほとんどの教会にはフルタイムの牧師がいない。加えて、教会財政は外部からの資金援助を必要としている。
スロベニアの福音的教会の信者らの霊性が刷新され、彼らが自分の国を伝道し、牧師を支え、自立して、さらには宣教師を送る国になるまでに成長するよう祈っていただきたい。
■ スロベニアの宗教人口
カトリック 44・2%
プロテスタント 1・1%
無神論 43・8%
イスラム 2・0%