アフリカ西岸の人口630万人のトーゴは、キリスト信者の数がイスラム教徒を上回る国だが、多くの人々が悪霊に関わる土着の宗教の影響下にある。
政治・経済状況は不安定で、軍事クーデターと不公平な選挙は、南部のエウェ人と、政治を支配する中部・北部のカビエ人との間に遺恨を残した。
貧困のために、孤児や望まれない子どもたち(30万人以上)が人身売買の対象となり、売春が行われている。このような悪をなくすために、貧困を撲滅する効果的な方法が必要だ。
実を結んでいる聖霊派やバプテスト派が福音宣教を進め、トーゴの霊的必要が満たされ、現実の社会悪が一掃されるよう祈っていただきたい。
■ トーゴの宗教人口
プロテスタント 18・1%
カトリック 25・3%
イスラム 17・5%
土着の宗教 36・87%