東京神学大(東京都三鷹市、山内眞学長)は、一般信徒向けの神学講座である公開夜間神学講座の来年度の受講生を募集している。同講座は終戦直後の1947年から、60年以上も続く信徒教育の働きで、これまでも受講生のなかから多くの伝道献身者が生まれてきた。正規の学部授業とは異なる公開講座ではあるが、同大の教授陣が各科目を担当し、質の高い講義が展開される。
日本基督教団・銀座教会(東京都中央区銀座4‐2‐1)の東京福音会センターを教室にして、毎週月・金曜日の午後6時〜8時に講義が行われ、負担なく2年間で全科目を修了できる。3学期制で、来年度は「パウロ書簡を読む―使徒パウロの伝道旅行と教え―」(1学期・月曜、焼山満里子常勤講師)、「教育と伝道―その理論と実践の歴史的考察―」(同、朴憲郁教授)、「キリスト教教理の基礎」(2学期・金曜、近藤勝彦教授)など、計10の講義が行われる。
定員30人。受講するためには、所属教会の牧師からの推薦が必要となる。受講料は年額8万5000円(年2回の分納可)。1科目1万2000円で科目単位での聴講も可能。申し込みは来年3月15日までで、同23日に面接が行われる。申し込み・問い合せは、同大・学外活動委員会(電話:0422・32・4185)まで。