ローザンヌ運動と世界福音同盟(WEA)が構成するネットワーク「Health for All Nations」(HFAN、「すべての国のための健康」)が、日本時間17日午後10時から、新型コロナウイルスから学ぶことのできる教訓や信頼できる情報源などについてのウェビナー(ウェブ上のセミナー)を開催する。内容には、貧困地域の住民がどのように新型コロナウイルスに対応すればよいのか、といったものも含まれる。
ウェビナーは1時間半の予定。米ウィスコンシン医科大学卒の医師で、宣教師としての経歴も持ち、公衆衛生向上のための団体「トランスフォメーショナル・ヘルス」の共同創設者であるマイク・ソルダリング氏をはじめ、キリスト教医科歯科協会(CMDA)訓練コーディネーターで医師のサントシュ・マシュー氏や、精神保健とトラウマのためのローザンヌ・ネットワークの共同カタリストであるグラディス・K・ムウィティ氏、アーバン・リーダーシップ財団ディレクターのビブ・グリッグ氏らが発題する。
HFANは、3月20日に新型コロナウイルスに関するウェブページ(英語)を作成し、米疾病管理予防センター(CDC)や、統計サイト「ワールドメーター」などの資料や統計に関する情報を共有している。また黒死病(ペスト)が流行した当時、マルティン・ルターが、疫病の流行にクリスチャンがどのように対応すべきかをつづったジョアン・ヘス牧師宛ての手紙(英語)も掲載している。
ウェビナーはインターネット・テレビ会議サービス「Zoom(ズーム)」を使って行われる。参加はこちらから。