この世とのくさりをはずして
ヘルマン・ホイヴェルスは
いっている
「老い」の仕事は
「この世につなぐくさりを
少しずつはずしていく」こと
しかし
この世とのくさりをはずすことは
悲しく 淋しい きびしい
あまりにもつらい
そして分かった
この世とのくさりをはずす
イエス様の十字架への道と重なった
自分の十字架を負ってイエス様についていく
輝かしいことではないか
この世に生を受けて
子どものころ 青春 大人になって
よろこび 苦しみ 慰め 励まし
いっぱい 頂いた
年を重ねた今こそ
くさりをはずして
自分の十字架を負って
イエス様についていこう
主への賛美と祈りのくさりは
天国まで はずすことはない
◇