米国の大衆伝道者フランクリン・グラハムの大規模伝道集会「フランクリン・グラハム・フェスティバル」が19日から21日まで、米サウスカロライナ州のノースチャールストン・コロシアムで開催された。集会には3日間で延べ3万4000人以上が参加、約1300人の信仰決心者を出し、開催地では歴史的規模の集会となった。
同州ノースチャールストンでビリー・グラハム伝道協会(BGEA)主催の伝道集会が開催されたのは今回が初めてで、グラハム氏は各日メッセージを伝え、会衆に神の無条件の愛と恵み、その赦しを受け入れるよう迫った。
集会にはイスラエルや、ニュー・ブリード、トビー・マック、ニュースボーイズ、キャスティング・クロラウンズなど人気クリスチャンバンド、歌手も多数参加。ビリー・グラハムの甥のメル・グラハムによる特別メッセージも行われた。
20日には、子どもを対象とした「キッズフェスタ」も行われ、256人の子どもたちがキリストへの招きに応じた。グラハム氏は伝道集会のほかにも、地元のチャールストン・サザン大学を訪れるなどして、学生たちに励ましの言葉を送った。
今回の集会は、今年第5回目のフランクリン・グラハム・フェスティバルで、330以上の地元教会が開催に協力した。次回のフェスティバルは今年最後の集会となり、10月30日から11月2日まで台湾の台北で開催が予定されている。