世界福音同盟(WEA)国際理事会は、7月に新体制となってから初となるオンライン会議を開催し、新たに女性2人を理事として選出した。7月に選出された新理事12人はすべて男性だったが、これにより国際理事会の多様性と専門分野の強化を図る。また、国際理事会の議長にグッドウィル・シャナ理事(アフリカ福音同盟会長)、副議長にフランク・ヒンケルマン理事(オーストリア福音同盟議長、欧州福音同盟会長)、主事にジョン・E・ラングロワ名誉理事、会計担当にケン・アーツ理事をそれぞれ任命した。
今回、新たに選出された女性理事は、ジュディー・カリンガとスネハル・ピントの両氏。カリンガ氏は20年余りにわたり、ケニアの高等裁判所で法廷弁護士を務めており、アフリカ福音同盟の理事会の法律顧問として奉仕している。ピント氏はインド学校履修証明協会の元会長で、現在はインドのライアン国際学院グループの責任者を務めている。教育指導やリーダーシップについて豊富な経験を持つピント氏は、インドの学校教育の質向上に努めている。
国際理事会の新議長に就任したシャナ氏は、以下の声明を発表した。
「WEA国際理事会の議長に選出されたことは、誠に光栄なことであるとともに恵みです。この名誉と恵みは、組織面においても働きの面においても、WEAをより機能的で効果的にする責務が伴います。また、広範囲にわたるWEAの関係者、パートナーや支援者との関わりにおいても効果を上げる必要があります。
特に、このたび選出された新国際理事と新設された総主事室の職務は、御国の実を結び、地域レベル、国レベル、世界レベルで人々に永遠の影響をもたらすために、WEAにある多様性を生かすことを求めています。私は、WEAの特徴である信仰と情熱が、WEAのこの新たなシーズンにおいて、その使命に対してこれまでよりも大きな一致を見いだすことを確信しています。
私は可能な限り多くのWEAのメンバーや関係者、パートナーや支援者の皆様とお会いできることを楽しみにしており、またそのように期待しています。私はそれがすぐにでもかなうことを祈っていますが、そうならないとしても、2019年11月7日〜13日にインドネシアのバリで開かれる総会でお会いすることになると思います。皆様の上に、多くの恵みと祝福がありますように」