日本の医師であり、医学博士の日野原重明氏は、「命を大切にするということは時間を大切にすることだ。子どもの時は自分のために時間を使ったらいい。しかし、大人になったら人のために時間を使いなさい」と言いました。
あなたは1時間あったら、その1時間を何のために使いますか?
私は、少なくとも毎朝1時間聖書を読み、祈ります。このような1時間の使い方をお勧めします。
祈ることで、何時間かけても解決困難な問題が、短時間で解決することは珍しくありません。さらに祈りは、心の中にあるマイナスの感情がプラスの感情に変わり、憎しみが愛に、怒りが赦(ゆる)しに、悲しみが喜びに変わってしまいます。
祈りの中で、今日1日何をすべきか?何をしないべきか?を神様と相談してから1日を始めたなら、1日が何倍にもなります。
次に、1時間を使って、困った人を助けたり、誰かのお手伝いをしてみてはいかがでしょうか?
私は、少なくとも1日1時間を、人のために使うと決めています。
この1時間が私に充実感と喜びを与えてくれます。お金で買うことができない喜びです。酒、タバコ、快楽や遊びを通しては得ることができない満足感です。時間を使った相手に喜んでもらえます。その姿を見ると、さらに喜びがいっぱいになります。
人生に満足している人と、満足していない人の違いを発見しました。人生に満足している人の特徴は、クリスチャンの人ならば、神様に時間と命をささげていますし、クリスチャンじゃない人なら、人のために時間を使っています。
自分のためだけに時間を使うこともできます。自分のために時間を使っていいし、誰からも叱られません。
「たかが1時間。されど1時間」
しかし、その1時間を毎日自分以外のために使い続けるならば、それは大きな大きな時間になり、必ず、素晴らしい何かが起こります。
今朝、まず、神に祈りをささげてから1日を始めませんか?
神に祈ったら、誰かのために時間を使うように導かれると思います。妻や夫のために、子どものために、親のために、友達のために、困っている人のために・・・。
自分の心のままに、自分のためだけに時間を使うのか?
神の導きよって誰かのために時間を使うのか?
ここには葛藤や戦いがあると思います。しかし、その戦いに打ち勝ち、人のために時間を使うときに、必ず充実感と満足感に満たされ、「これでよかった!」と思えるはずです。
そんな幸福感を、お金を一銭も払わずに手に入れられるのです。たくさんの時間ではなく、1時間でいいのです。あなたの1時間の使い方があなたの人生を変えます。
正確に言えば、1日2時間です。1時間は神様に祈り、1時間を人のために使うことです。残った時間は自分の仕事と自分のために使ってください。
今日も良い1日をお過ごしください。
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