東京都中野区の区役所臨時職員・高橋健一郎容疑者(28)=中野区中野=が11日、中野区内のアパートに侵入し、20代の女性に抱き付くなどしたとして、強制わいせつと住居侵入の両容疑で逮捕された。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、高橋容疑者は3月22日午後10時ごろ、中野区のアパート1階にある20代の女性宅に侵入し、シャワーを浴びて出てきた女性に抱き付くなどした疑いが持たれている。高橋容疑者は、「部屋には入ったが、抱きついたのは女性を落ち着かせようとしたためだ」などと話し、一部容疑を否認している。
日本テレビによると、高橋容疑者は、女性宅の鍵がかかっていなかった窓から侵入。「声を出すな」などと言って女性を脅したが、女性が高橋容疑者を押しのけ、悲鳴を上げるなど抵抗したため、窓から逃走したという。
同紙によると、高橋容疑者は女性とは面識がなかったとみられている。防犯カメラの映像から高橋容疑者が浮上した。TBSによると、警察は事件の経緯について調べるとともに、余罪についても詳しく調べている。