クリスチャンミュージシャンを対象とする連合会「CMA(Christian Musician Association)」が韓国で発足することが明らかになった。
会長のハン・チュンホさんはCMAについて、「クリスチャンミュージシャンの難しい状況は皆が共通のもの。CMAに集まったミュージシャンと共にキリスト教音楽界の活性化のための様々な方法を模索したい。宣教の使命を受けた主の弟子が現状のために諦めず、乗り越え、福音を伝えたようにと願い、CMAを発足しました」と語った。
実際に、現代クリスチャン音楽界の多くのクリスチャンミュージシャンらが活動舞台やスタジオなどの施設不足で、物質的・精神的な苦境に立たされている。CMAは演奏を中心にしているミュージシャンらを連合させ、このような状況を乗り越えようというスローガンのもと創立された。
「この地の多くのクリスチャンミュージシャンらが、自分のアイデンティティを福音の中で明確に悟ることを願っています。ミュージシャンとして、まずは神様の御前で自分が礼拝者だということを確信し、礼拝者としての聖書的なモデルを提示することで彼らの信仰の成長を助けたい」と総務のコン・ナクジュウさんは語った。
CMAはこれから、新人ミュージシャンを発掘するため、音楽アカデミー設立やクリスチャンミュージシャンのためのフェスティバルを開催して行く予定。これらの企画に参加する演奏者らは、「霊性」と「専門性」を売りにしたCMAの教育プログラムを受けることが出来る。このほか、大学や高校などへも活動の場を拡大させ、より大衆的な企画を作っていくという。
CMAは4月5日、韓国・三成洞(サンソンドン)の本教会で賛美集会「第1回2008CMA創立ワーシップフェステバル」を開催して公式にスタートする。「礼拝」、「専門性」、「宣教」の3つが集会のテーマとなっている。(BreatheCast)