バンド「C−C−B」の元メンバー・田口智治容疑者(55)が14日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された。日刊スポーツ紙などが伝えた。
同紙が捜査関係者の話として伝えたところによると、田口容疑者は今月上旬〜11日、東京都内などで覚せい剤を使った疑いが持たれているという。認否については伝えていない。
田口容疑者は昨年7月、同法違反(所持)容疑で逮捕され、同9月に覚せい剤を所持・使用したとして、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けていた。同紙によると、検察側は常習性を指摘していたが、弁護士側は「再犯の恐れはない」としていたという。
スポーツニッポン紙によると、田口容疑者は裁判で、「覚せい剤を使えば、作曲や編曲に没頭でき、深夜も寝ずに(仕事が)できた」などと話していた。
田口容疑者の公式サイトには、「お詫び」と題する昨年9月17日付の手書きの文章が掲載されており、昨年の裁判の判決について、「私の犯した過ちによって関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事 そして、長年応援して下さっているファンの皆さんを裏切ってしまった事を心よりお詫び申し上げます」などと謝罪している。
また、「この判決を真摯(しんし)に受け止め、自分の甘さを改め、しっかり自分自身と向き合い、今の自分にできる事を一歩ずつ歩んでいきます」と続けている。