Metropolitan Cathedral of Christ the King Liverpool
2011年4月30日(土)訪問 設計 フレデリック・ギバード Frederick Gibberd
1967年完成 場所 イギリス リヴァプール
前日の4月29日はウィリアム王子とケイト妃のロイヤルウェディング、その祝福と歓喜を共にしたロンドンから、30日はチェスターを観光し、リヴァプールへ。
イングランド中部の都市リヴァプールは、ビートルズで有名な町。駅からタクシーで5分ほど走ると、大聖堂が目に入り、「大きい! すごい!」と思わず口に出る。
頑丈なコンクリート造りの巨大なメトロポリタン大聖堂(カトリック教会)は堂々とした姿で建っている。今まで見た中でも、最高スケールの大きさ、外観、モダンなデザイン。
内部は2300人収容、中央に聖壇を配置し、その周囲を会衆席が取り囲み、天井は円筒のよう、広大な空間に驚いた。礼拝堂の周りのくぼみにはそれぞれ小礼拝室がつくられている。
15時45分、賛美歌が歌われ、小礼拝が始まる。オルガンの荘厳な響きに聞きほれ、ベンチに座り、しばし黙想の時を過ごす。BBCの収録が行われていた。
リヴァプール市内には二つの大聖堂があり、もう一つは英国国教会の教会でゴシック様式のオーソドックスなデザイン。二つの大聖堂は1キロほどの距離にあり、伝統的なゴシックと現代的デザインの聖堂が町を見渡している。
ビートルズゆかりの地、マシューストリート。大音量の音楽が通りの店から聞こえてくる賑やかな通り。
ブラジルサンパウロのメトロポリターナ大聖堂
2005年1月訪問
円すい形のデザインが、リヴァプールのメトロポリタン大聖堂の形状と似ていた。
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