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富山県の女子中学生（１３）を自宅に連れ込んだとして、富山県警は８日、山形県新庄市のアルバイト・渡辺遼容疑者（２５）と、遼容疑者の母親である佳恵容疑者（４８）を未成年者誘拐容疑で逮捕した。両容疑者とも容疑を認めているという。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、遼容疑者が今月初め、スマートフォンの無料通信アプリを使い、富山県西部に住む女子中学生を誘い、４日、佳恵容疑者と２人で富山県に電車で行き、女子中学生を新庄市住吉町の自宅まで連れてきたという。
産経新聞によると、７日昼ごろ、新庄市住吉町の自宅で佳恵容疑者と２人でいた女子中学生を山形県警が保護。女子中学生は、富山県の家を出た後も、家族とメールなどで連絡していたという。
朝日新聞によると、駅の防犯カメラに映った映像や、携帯電話の位置情報などから両容疑者を特定。女子中学生を保護した際、遼容疑者は仕事に出ていたという。遼容疑者は、佳恵容疑者と祖母の３人暮らし。
ＭＢＳによると、女子中学生は身体的に拘束されていたということはなく、けがはなかった。
