脳性マヒの「天才画家」浅井力也さん(マキキ聖城キリスト教会アート宣教師)の絵画展が6日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャンセンター(OCC)で始まった。8日まで。
いまも脳性マヒで話すことも手足を動かすこともうまくできない浅井さん。しかし、4歳から絵を描き始め、6歳で作品「二羽のビジョン」がハワイ美術院展に入選。その1年後に、作品「毒りんご」がハワイ美術院展・日本総領事賞を受賞した。8歳のときには、初めての個展をホノルルで開催。その後日本にも渡り、東京、横浜、京都など全国各地で個展を開いている。小学校の教科書の表紙や中学校の英語の教科書にカラー写真入りで作品が採用されるなどしている。
クリスチャンである浅井さんの作品からは、浅井さんが神様から、また母・三和子さんから受けた溢れる愛への感謝が伝わってくる。昨年2月にはマキキ聖城キリスト教会の宣教師に任命され、絵画展を通して特に日本の若者たちに神様の愛を知って欲しいと言う。
7日、8日には絵画展と共にチャリティーコンサートも行われる。7日午後2時からはウクレレの演奏とフラダンスを楽しむ「ハワイアン」集会が、同6時半からは浅井さんの歌「僕の心に」を作詞作曲したゴスペルシンガー上原令子さんの演奏会が行われる。8日は、午後2時から日本基督教団深沢教会ゴスペルチームと浜田山キリスト教会有志による演奏が行われ、深沢教会の保田みゆき牧師が世界のベストセラーである聖書について語る。同日午後6時半からは、シンガーソングライター泉堅さんの演奏会が開かれる。
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