佐賀県鳥栖(とす)市にある焼き鳥店の佐藤聖(たかし)店長(22)が、自身の焼き鳥店に先月15日、強盗に入り現金を奪おうとしたとして、強盗未遂容疑で8日、逮捕された。FNNなどが伝えた。
FNNや佐賀新聞によると、佐藤容疑者は、先月15日午前0時55分ごろ、覆面とサングラス姿で自らが店長を務める焼き鳥店に押し入り、閉店作業をしていた男性店員に刃物ようなものを突き付け、現金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
佐藤容疑者は終始無言だったが、店員から「店長ですか?」と尋ねられ見破られてしまい、「強盗には気をつけろよ」と言い残し立ち去ったという。
佐藤容疑者は、この日の午後には、2人組の強盗が店に入り30万円を奪われたと、うその110番通報をし、取調べの過程で店の売上金など約5万7000円を着服していたことが分かり、業務上横領容疑で逮捕、起訴されていた。
FNNによると、佐藤容疑者は「金に困っていた」と話し、容疑を認めている。