茨城県つくば市のマンションで2日夜、小松美穂さん(28)が胸を刃物で刺され、倒れているのが見つかった。搬送先の病院で3日未明、出血多量で死亡した。現場には交際相手だと言う男性がおり、警察は殺人事件とみて捜査している。国内の複数のメディアが伝えた。
産経新聞やTBSによると、2日午後11時5分ごろ、つくば市吾妻にあるマンションの住人男性(33)から、「隣の部屋から騒ぎ声がする」と110番通報があった。通報した男性は、小松さんとみられる女性の声で「警察を呼んで」と聞こえたと話していたという。
警察が駆け付けたところ、マンション3階の一室で、血を流してあおむけで倒れている小松さんを見つけた。小松さんは玄関付近の廊下で倒れており、発見時には既に意識がない状態だったという。
小松さんの近くには、血が付いた刃渡り約12センチのペティナイフが落ちており、この部屋には小松さんの交際相手だと名乗る会社員の男性(41)=水戸市=がいた。FNNによると、男性は小松さんともみ合ったなどと話しているという。また、現場の部屋には小松さんが住んでいたという。
茨城県警つくば中央署は殺人事件として捜査し、男性から詳しく事情を聴いている。