【CJC=東京】米国の著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏が創設した雑誌『クリスチャニティ・ツデー』が2007年の10大宗教ニュースを選定した。同誌のテッド・オルセン編集長は「本誌が選定したものは、大見出しで報じられたものばかりではないが、福音派の生活、思想、使命に影響するものがほとんどだ」と言う。
同誌選定の10大宗教ニュースは次の通り。
(1)タリバンが韓国宣教チームを拘束、2人殺害、(2)無神論者のリチャード・ドーキンス氏(神の妄想)とクリストファー・ヒッチンズ氏(神は偉大ではない)がベストセラー入り、(3)大統領選に信仰問題が浮上、(4)ビリー・グラハム氏の夫人が87歳で死去、(5)聖公会が聖書と同性愛めぐって大揺れ、(6)トルコでキリスト者3人が拷問死、(7)宗教右派のジェリー・フォルウエル氏とD・ジェームズ・ケネディ氏死去、(8)福音主義神学会のフランシス・バックウイズ会長がカトリックに改宗、(9)環境問題からの米福音同盟指導者リチャード・サイジック氏追放要求失敗、(10)連邦最高裁が2003年の部分出産中絶禁止法を支持。