ワールド・ビジョン・ジャパン(東京・新宿区、以下ワールド・ビジョン)がクリスマスまでに5000人のチャイルド・スポンサーを募集していたキャンペーンで、期間中、4791件の新規申し込みがあったことがわかった。同様のキャンペンを行った昨年の3077件を大きく上回った。
このキャンペーンは、貧困によって命を落としていく世界中の子どもたちを一人でも多く助けたいと、ワールド・ビジョンが11月1日から12月26日の期間中、貧困に苦しむ世界の子どもたち5000人のチャイルド・スポンサーを募集していたもの。
チャイルド・スポンサーを紹介された子どもたちには、同団体と地域住民が共に行う様々な活動を通して支援が届けられる。
ワールド・ビジョンでは、来年3月下旬にも20周年記念の絵本「この子を救えるのは、わたしかもしれない」を小学館から出版する予定。絵本には、同団体がこれまで実際に関わってきた世界の貧しい子どもたちが登場する。
また来年4月には神戸と都内の2カ所で、今年11月に都内で開かれた体験型イベント「教科書にのっていないアフリカ」を再び開催する。この企画は、ワールド・ビジョンがこれまでの援助活動を通して関わったアフリカの4人の子ども達の生活を、ビジュアルとサウンドを通して疑似体験し、過酷な状況の中でも懸命に生き、一日一日を必死で乗り越えるこどもたちの姿を伝えるもの。今年は同団体親善大使で歌手のジュディ・オングさんがイベントに参加した。
ワールド・ビジョンでは現在もチャイルド・スポンサーを募集している。資料請求は、電話(0120・465・009)、ホームページ(http://www.worldvision.jp)まで。