「そりゃもちろん、感謝しているけど・・・」と言うのに不満を口にする人は、口先だけの感謝です。
聖書には、「賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません」(ヤコブ3:10)と書かれています。もし心に感謝や賛美があふれていたら、多少の不満は突風に吹き飛ばされる雲のようにかき消されてしまうものです。
もしあなたが、誰かに対して不満を抱くことがあったら、その人がしてくれなかったことを思い出すのではなく、その人がしてくれたことだけを数えてみましょう。その人が反面教師だとしたら、その役を担ってくれたことに感謝し、教えられたことを思い起こして感謝しましょう。
今日あなたが、自分や置かれている環境に不満を感じたら、神に向かって感謝をし、賛美をしましょう。神は、あなたがあなた自身を「ダメなやつ」と考えたとしても、あなたを受け入れ、愛し続けておられるからです。へこたれそうになったなら、無限の神の愛に思いを集中しましょう。
「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい」(へブル12:2)
感謝を忘れないでよい一日をお過ごしください。
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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