信徒数150人ほどの教会が、35年後には総信徒数9万人の世界最大のメソジスト教会に。韓国・光林教会の指導者、金ソンド監督を迎えて9日、長野県の駒ヶ根・光林国際ミッションセンターで「第1回牧会者セミナー」(同センター主催)が4日間の日程で開催される。
開拓教会から如何にして実り豊かな成長教会となり得たのか。講演では、何のカリスマ的振る舞いもなく、ただ謙遜と真実と熱い祈りをもって全信徒の信頼と尊敬を勝ち得たという金氏の牧会姿勢を学ぶ。
駒ヶ根・光林国際ミッションセンターは、長野県の青少年健全育成施設「駒ヶ根パノラマ愛の家」から土地約500坪の寄付を受けて、東京・淀橋教会と光林教会が今年5月に共同開設したもの。落ち着いた木造建築で、2大アルプスを一望できる広大な大自然に囲まれている。社会で心身ともに疲弊した人々のこころの慰めと癒し、キリスト者の全人的ケアを目指している。
金ソンド監督は、1930年生まれ。監理教神学大学卒業、米国ウェスレー神学大学院修士課程を経て、米国フラー神学大学院博士課程を修了。米国アズベリー神学大学院名誉神学博士号、ジンバブエ大学名誉文学博士号を授与される。現在、韓国ワールド・ビジョン理事長、国際基督教言語文化研究院理事長、基督教大韓監理教光林教会名誉牧師を務める。