8月初めに来日を予定していた世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事が急病のため、来日を延期した。東京や京都で予定していた講演会などは中止となる。
WCC中央委員の西原廉太氏はフェイスブックで25日、トゥヴェイト総幹事が急病により来日が不可能となったことを明らかにした。西原氏によると、トゥヴェイト総幹事は日本の政府要人と面会する予定だったが、これについてはWCCのチャン・サン議長が総幹事代理として来日し、予定通り行なう方向で調節中だという。
また、トゥヴェイト総幹事の今回の来日は中止となったものの、西原氏は「あらためて来日予定が決まりましたら、ご案内申し上げます」としている。
日本では、日本基督教団、日本聖公会、在日大韓基督教会、日本キリスト教協議会(NCC)の4教団・団体が、トゥヴェイト総幹事来日のための準備委員会を組織していたが、このうち日本基督教団は28日、来日延期を発表。日本聖公会も同日、来日延期を発表するともに、「オラフ・トゥヴェイト師のご快復のためにお祈りください」と伝えた。
トゥヴェイト氏は8月3日には、日本福音ルーテル教会東京教会(東京都新宿区)で、同6日にはカトリック河原町教会(京都市)で講演をする予定だった。