イスラム教を国教とするマレーシアで神学校を設立し、今では東南アジア5カ国で毎年500人以上の卒業生を各国の宣教へ送り出している伝道者レイモンド・ムーイ氏が9月26、27日の2日間、東京・中央区の月島社会教育会館で来日セミナーを開催する。今年6月に開かれた前回のセミナーでは、多くの参加者がセミナー中に具体的な神の癒しの奇跡を体験した。その体験談の一部を連載で紹介する。
◇
■子供の頃から、右の耳がほとんど聞こえませんでした。病院で検査しても、骨が固まっているためなのか、他に原因があるのか、よく分かりませんでした。その右の耳が、はっきり聞こえるようになったのです。難聴に伴う頭痛もなくなりました。病院では答えは見つかりませんでしたが、キリストには答えがありました。
■網膜剥離で、網膜に穴が空いていました。17歳の時から6回の手術を受けましたが、一向によくなりませんでした。その目が癒されました。視界の真中にあった穴が、なくなりました。
■スノーボードの事故で半月板損傷し、右半身がだるくて重く、階段を昇り降りすると、軟骨がこすれ合う音がしていました。集会中、右半身がしびれるように温かくなるのを感じ、その後、家に帰り、階段を昇っていると、あの軟骨がすれ合う音がしないのです。痛みも消えて、癒されました。
■8年間、首の痛みで苦しみ、医師からは、「骨がずれて、ムチウチのような状態。これは治らない」と言われていました。集会中、首がのぼせたように、ずっと熱く、家に帰り、首を動かしてみると、いつもの痛みがありません。以前は、夜、寝返りをする度に痛くて辛くて…、それが、どんなに寝返りをしても、痛くありません。
■乳がんが肺と肝臓に転移し、あと1週間の命と言われ、昏睡状態の娘のために祈って頂きました。回復の兆しが見え、人口呼吸器を取り外すことができました。
◇
レイモンド・ムーイ 全世界の様々な国、国民、民族に主キリストの福音を伝えよとの、神からの召しによって、伝道者としての生涯を20年以上に亘って大規模に展開中。特に、福音宣教が困難とされるミャンマー、タイ、カンボジア、インドネシアなどアジア各国において、先駆者的な伝道を行っている。癒しの伝道者として、超自然的なしるしと不思議の伴う各種集会でのメッセージやミニストリーで用いられている。実践的な奉仕者を、福音宣教の現場に送り出すため、1994年にThe School of ACTSを創設。この神学校はマレーシアをはじめとして、東南アジア各国に相次いで設立されている。また、Life College(Malaysia)の創立者であり、HIS Church主任牧師。ACTS Global Networking代表。