約2万3000人を動員した「ラブ・ソナタ東京大会」の後続プログラムとして、幼稚科、小学校低学年を担当している日曜学校教師、保護者を対象にした「ラブ・ソナタ for 日曜学校セミナー」(ラブ・ソナタ東京実行委員会主催)が31日、東京・新宿の淀橋教会で行われた。韓国オンヌリ教会の日曜学校(乳幼児科)担当牧師である金貞順(キム・ジュンスン)氏が講演。その他、実際に踊りながら賛美リードを学ぶ「賛美セミナー」、クリスマスなどで用いるデコレーションを学ぶセミナーなどが行われ、約250人が参加した。
オンヌリ教会主任牧師の河用祚(ハ・ヨンジョ)氏がはじめに挨拶し、今後すでにラブ・ソナタを開催した沖縄、福岡、大阪などを含む全国各地で同様のセミナーを開催することや、さらに牧師や伝道師、神学生、長老などを対象にした牧会者セミナーも開催することを発表した。
金氏は、「幼稚科と小学校低学年の日曜学校のリバイバルのための戦略」と題して講演。幼い時期に、神の存在や自分が愛されていることが分かる環境で育つことが成長後の考えや行動に影響するとし、幼児期の教育の重要性を強調した。また、北米キリスト教改革派教会(CRC)教育部が開発した「LIFE」(Living in Faith Everyday)教材を日本向けに改訂した「イエスさまのゆめのこども」という教材を紹介し、子どもたちが興味を持つように工夫された同教材の内容について解説した。
賛美セミナーでは、東京オンヌリキリスト教会で賛美引導を担当する岡さおり氏が、「祝福します」「ぼくは主のこども」「手をたたき主をほめよ」など5曲で実際に踊りを練習しながら、礼拝、賛美の定義、賛美の主題選び、必要な道具の用意について説明。「(賛美)リーダーの使命は神から与えられたもの」「子どもに関心をもつ」「徹底した準備が必要」など、賛美リーダーとして備えるべき姿勢を伝えた。
ラブ・ソナタ東京実行委員会は10月1、2日の2日間、QT(Quiet Time)、一対一養育、スモールグループ「スン」、オープン礼拝、ターゲット伝道など、オンヌリ教会がこれまでに取り組み成功を収めた数々のメソッドを学ぶ「教会リバイバルセミナー」を淀橋教会で開催する。河氏のほか、オンヌリ教会の複数の牧師が講師を務める。特別講義には大川従道氏(大和カリバリーチャペル牧師)の講演を予定している。7つの牧会マニュアル付きで参加費は7000円。問い合わせは、ラブ・ソナタ東京本部(電話:03・3205・3863)まで。