東京都千代田区のJR有楽町駅前の複数の店舗で3日朝、火災が発生し、この影響で東海道新幹線全線が5時間余りにわたって運転を見合わせた。同日正午頃には運転が再開されたが、正月休暇からのUターン客ら約32万人に影響が出た。
国内の報道によると、3日午前6時半頃、有楽町駅近郊の建物3棟が火災に見舞われ、消防車など53台が出動。約12時間で鎮火した。この火災で建物3棟、約955平方メートルが焼けたが、けが人などは今のところ確認されていない。
火災に遭ったのはパチンコ店やゲームセンターなどで、警視庁丸の内署などによると、出火元はゲームセンターと見られ、当時ゲームセンターは営業していなかった(朝日新聞)。JR有楽町駅のフェンスや通信ケーブルなども一部焼け、4日に現場検証を行い、出火原因を調べるという。
東海道新幹線は3日正午頃に全線で運転を再開し、その他、同じく運転を見合わせていたJR山手線、東海道線、京浜東北線も午後1時までには運転を再開した。4日は始発から平常通りの運転を行う予定だという。