今年13歳になる歌舞伎役者の片岡千之助丈が、同じ年頃でも貧困の中で暮らしている子どもたちを支援するため、チャイルド・ファンド・ジャパン(以下、チャイルド・ファンド)に寄付をした。
チャイルド・ファンドは公式ウェブサイトで、片岡千之助丈が9月29日に東急セルリアンタワーで踊りの会「第二回 千之会」を行い、公演後の懇親会の収益金の一部をチャイルド・ファンドに寄付したことを報告した。
チャイルド・ファンド側は、「千之助丈をはじめ、懇親会にご列席の皆さまからのお気持ちのこもった寄付金により、フィリピンに暮らすチャイルド1名が、元気に学び、成長することができます。片岡千之助丈、関係者の皆様、来場くださった皆様に厚くお礼を申しあげます」と、今回の寄付に感謝するコメントを出している。
チャイルド・ファンドが行っている子ども支援プログラム「スポーンサーシップ・プログラム」は、貧しさの中で暮らす子ども(チャイルド)が学校へ通えるように支援するという、一対一のつながりを大切にしたプログラム。1975年からフィリピン、スリランカ、ネパールで活動を行っており、現在は約5000人の子どもたちが同プログラムを通しての支援により学校に通っている。一方、今も約500人の子どもたちが支援を待っている状態だ。
月々4000円(1日当たり130円)でスポンサー(里親)になることが可能で、元プロ野球選手の篠塚和典もそのスポンサーの1人だ。
■ チャイルド・ファンド・ジャパンのスポンサーシップ・プログラム
http://www.childfund.or.jp/?page_id=46