AFP通信によると、アフガニスタンの韓国人拉致事件で、タリバンのスポークスマンを名乗る人物は31日、人質21人のうち女性2人の健康状態が悪化し、このままだと死亡する可能性もあると話した。他の人質についてもその大半が健康を害していると伝えている。
新たな交渉期限としてタリバン側が設定した1日正午(日本時間同日午後4時半)が過ぎた。タリバン側は同日、中東のテレビ局アルジャジーラに、アフガン政府が交渉に応じないことを理由に「人質4人をさらに殺害する」と強く警告した。殺害の時期は明らかにしていない。
今回の事件について日本の諸教会では、残る人質の一日でも早い帰還を願って連日祈りをささげている。28日に開かれたラブ・ソナタ東京大会の感謝会では、日韓の教会関係者たちが心を合わせ、残る人質全員の解放を主イエス・キリストの御名によって祈った。