380もの日本の諸教会と韓国オンヌリ教会が協力し、観客動員数2万3千人を記録した「ラブソナタ東京大会」の感謝会が先月28日、東京・淀橋教会で開催された。オンヌリ教会主任牧師の河用祚(ハ・ヨンジョ)師、淀橋教会主管牧師の峯野龍弘師をはじめ、同実行委員や協力教会の牧師ら約60人が集まり、今大会で示された日本の大リバイバルへの可能性と期待の高まりを分かち合った。社会にインパクトを与える協力伝道の新たな実施に向け、現在の協力関係を土台とした更なる教会協力の発展を呼びかけた。
峯野師は、短期間の呼びかけで380もの協力教会が集まったことに喜びと期待を示し、「日本の教会が協力することによって、1つの教会では成しえないことを、社会にインパクトを与えるものとしてできる。これを確信しながら、今度は自前でも建て上げていこうではないか」と、日本の諸教会の更なる一致団結を呼びかけた。
ハ師は、「ラブソナタ」の宣教運動が、ただ聖霊の働きであることを強調し、「無限の可能性があります。300以上の教会が一つになれば、東京が動く。日本が変わるのは時間の問題です」と語った。また、何よりも「お金の心配をしないよう」日本の牧師たちにアドバイスし、「信仰をもっていれば、葦の海が開きます。ビジョンがあればお金が入ります。信仰が必要です」と、日本のリバイバルのための秘訣を語った。
司会の姫井雅夫牧師(総動員伝道代表)は、大会中、会場の地下の一室で隠れて祈り続けていた60人の祈り手の中に、日本人がたったの4人しかいかなかったことを報告に付け加え、韓国で起こった大リバイバルの背後には「見えないところに祈る方々がおられた」と、韓国の教会から日本が学ぶべき信仰の姿勢を強調した。
実行委員の日下部繁牧師(日本ナザレン教団・三軒茶屋教会)は報告の中で、「日本の歴史が変わるということを確信させていただいた」とし、「これからがスタート。ラブソナタの働きを受けて、今後は日本人自身の手で」と日本のリバイバルへの意気込みを語った。