【CJC=東京】ベトナム警察は、この3月に獄中で死去した福音教会のホアン・ヴァン・ヌガイ長老の死因は感電によるもので自殺と判断した。カトリック・ワールド・ニュースが6月13日報じた。同長老は南部のダクノン省で拘留中に3月17日死去した。同長老はモン(ミャオ)族で同族の呼称ではヴァム・ヌガイ・ヴァイ。
同拘置所でヌガイ長老の近くに収容されていた兄弟は、長老が死んだ日、拘置所当局によって殴打される音を聞いている。
キリスト教抑圧監視団体「クリスチャン・ソリダリティ・ワールドワイド」(本部・英サリー州、CSW)は、「ヌガイさんが標的にされたのは、キリスト教信仰と公務員腐敗に対して立ち上がろうと決意したため」と指摘した。