今年、日本に大リバイバルを起こすために全国各地で開催されている一大文化宣教運動「ラブソナタ」の一環である文化伝道集会「フライデー・ラブソナタ」が13日、東京・淀橋教会であった。韓国の人気歌手パク・キヨンと韓国国内で活躍するジャズグループ「ミン・キョン・イン・トリオ」が出演し、圧倒的な歌唱力と演奏技術で集まった140人の観客を魅了。観客のうち約半数は来会者であった。同教会主管牧師の峯野龍弘師が1コリント13:8を本文に講演し、初めて聖書に触れる人々にもわかりやすいようにと自身の証しを交えながら、「イエス様の愛があなたのために備えられている。あなたは愛されている」とすべての人に限りなく注がれている神の愛を伝えた。
今回で2回目。「今こそ日本に平成の大リバイバルを」とのビジョで一致した韓国オンヌリ教会(河用祚主任牧師)と淀橋教会が行う新しい宣教の試みだ。前回に引き続き、オンヌリ教会でもっとも新来会者の参加率が高い伝道集会「オープン礼拝」の専門スタッフら18人が来日し、会場準備から来会者への対応、秒刻みで統制されたプログラムの進行まで、プロフェッショナルな技術を披露した。
全体参加人数は前回の171人よりやや減少したが来会者数はキープ。当日の教会入り口での呼びかけで興味をもち、たまたま足を踏み入れた参加者もいた。
峯野師は講演で、「みなさんが教会で結婚式を挙げるなら、必ずといっていいほど耳にする聖書の箇所です」と本文を紹介。初めて聖書に触れる人々に向けて、永遠に変わることなく私たちを愛し抜く、イエス・キリストの愛を大胆に伝えた。
峯野師は、神の御子である主イエスが馬小屋の飼い葉おけという、この世でもっとも惨めな場所で生まれたこと、そして罪人たちといつも共にいて彼らを慰め励まし、最後は罪人でないにもかかわらず私たちの罪のために十字架にかかり、死んで3日目によみがえったことを説いた。生きる希望を失っていた青年時代、暗闇のどん底で主イエスの愛に出会って人生をまったく変えられた自身の体験を証しし、「今晩、人生に苦しみ、悲しんでいる人々はいませんか。どんな不可能な人生であっても、イエス様の愛によって変わります」「イエス様の愛があなたのために備えられている」と福音の知らせを伝えた。