イエス改革総連(総会長チェ・ウォンソク牧師)が、このほど設立された韓国教会連合(代表会長キム・ヨセフ牧師、以下韓教連)に抗議文書を送っていたことが明らかとなり、韓教連側の対応に注目が集まっている。改革総連側は文書の中で韓教連に対し、教団から正式に派遣されていない人々を選挙に参加させた経緯の説明を要求し、これに対する再発防止を求めた。4月24日付の韓国クリスチャントゥデイ紙が報じた。
韓教連が3月29日に開催した創立総会には、改革総連に所属する牧師や長老5人が教団の派遣を受けていないにも関わらず、総代権を与えられ、投票にまで参加した。改革総連総代として参加した5人が提示した文書には、教団の実印も押印されていなかったことが確認されている。さらに、このような事実を韓教連選挙管理委員会(委員長パク・ウィグン牧師)の関係者が事前に認知していたことがわかった。
改革総連側は「韓教連には、加入したり、総代を派遣したことがない」とし、改革総連所属の5人の資格について問題を提起した。改革総連は、4月19日の韓国基督教総連合会(CCK)役員会・実行委員会にチェ・ウォンソク総会長、チェ・ジョンボン総務、オム・シンヒョン前総会長、オム・ジョンムク前総会長ら教団の主要人物が全員参加するなど、CCK支持を強く表明している。
韓教連側は、このような問題提起に対し、事態が悪化しないよう沈黙を貫いている。事務局関係者は、「まだ改革総連が送った公文書を確認していない」とし「公式的な立場もまだ決まっていない」と言明を避けている。
一方、CCK側は「韓教連を立てたCCKの離脱者はその目的が不法、不正選挙を正すことにあるとしたが、彼らの主張は本案訴訟に敗訴することで、最終的に虚偽捏造であることがわかった。むしろ、自らが不法選挙を行った犯罪集団」とし、「この事実を土下座して謝罪し、選挙が無効であることを明らかにし、すぐに解散しなければならない」と強く非難した。