宣教師訓練センター(MTC)後援会の第25回年次総会と聖会が4月30日、栃木県那須塩原市の日本キリスト宣教団黒磯福音教会で開かれ、教派を超えて栃木県と福島県の教会を中心に教職信徒ら約50人が参加した。午後の聖会でMTC後援会会長の滝元明氏は、東日本大震災後の日本について「(腰が)低くなった。神様はへりくだった心を見て、日本をかえりみて下さる」と語り、「日本に必ずリバイバルが来ます」と力を込めた。
午前10時半から開かれた総会では、冒頭にMTC所長の奥山実氏と滝元氏がそれぞれ挨拶した後、事務局長の阿見勝洋氏と会計担当の久留生夏江氏が旧年度の一般事業経過報告と会計報告をそれぞれ発表した。また、新年度予算案が発表され、全会一致で承認された。
午後1時からの聖会では、MTCを今年卒業した千葉洋平氏、千葉葉子氏、高橋幸江氏がそれぞれ挨拶した。奥山氏は、リバイバルの定義について「教会も刷新されるが、異教徒が爆発的に救われることを言う」と説き、「日本人が爆発的に救われますようにと世界中が祈っている」と語った。
滝元氏は、「去年ほど涙した時はない」と東日本大震災のあった昨年を振り返り、「冬は過ぎ去り、大雨の涙も過ぎ去った。今年は日本に神様が良いことをして下さる」と強調した。滝元氏は、「神を信じなさい」(マルコ11・22)とのイエスの言葉を引用し、「日本に神様がリバイバルを下さることを信じたら、(リバイバルが)来ます。復活したイエス様を信じましょう」と強く訴えた。