日本CBMC(基督者実業人会)東京支部のクリスマス礼拝が9日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で行われ、クリスチャンの実業家ら約40人が出席した。衆議院議員で牧師の土肥隆一氏が登壇し、「キリスト以外に罪ある私を救ってくださる方はいない。この一途な信仰によって救われた」と自身の信仰を語った。
同会は、クリスチャンの実業家を主体とする団体で、日本のビジネス界への宣教を目的として1974年に結成された。全国のクリスチャンが教派を超えて国家のために祈る「国家晩餐祈祷会」を毎年主催している。昨年3月の第10回大会には、日本のキリスト教指導者や各界のクリスチャンら約500人が集まった。この祈祷会は、米国や韓国では大統領が演説するなど、朝餐祈祷会として広く認知され、米国ではすでに半世紀以上の歴史がある。
礼拝で土肥氏は、自身の生い立ちから教会で洗礼を受けるまでの歩みを振り返り、そこに神の導きがあったことを語った。最後に土肥氏は、「私たちは主によってよみがえったのだから、よみがえりのイエス・キリストを信じて、最後まで主のお働きに少しでも寄り添って生きていく。それが、私にもみなさんにとっても人生の決断ではないかと思います」と述べた。
この日は、同会のOBも集まり、参加者らは礼拝後の会食で親睦を深めていた。