アルバムは、アイルランドの教会ホールやバンドたちが集うライブハウスで録音された。神学と音の風景とともに救いや献身、祝福といったテーマを反映する爽やかなメロディーを融合させた深みのある曲に仕上がっている。その曲調はアーケード・ファイアとマンフォード&サンズからフリート・フォクシーズとスノウ・パトロールまで幅広い影響を得ている。
「自ら手掛けるものは機械で作るよりも多くの時間を要するけど、その分、愛情も注ぎ込まれる。品質やユニークさが美しさだという価値観は常に変わらないと思うんだ」とレンド・コレクティブ・エクスペリメントのリーダー、ガレス・ギルケソンは説明。また、「僕たちは、普段の生活から離れたスタジオでのアルバム制作を断ったんだ。僕たちがまさにここで神を賛美しているということを皆に知ってもらいたかったからね。多くの人がこのアルバムを気に入ってくれるといいな」とも語った。
レンド・コレクティブ・エクスペリメントのデビュー曲「Organic Family Hymnal」の中にはメンバーの挨拶が収録されており、「iPhoneワーシップ」ビデオにはフランシス・チャンとシェーン・クライボーンの英国ツアーや主要なツアーの様子が収録されている。また、クリス・トムリンとルイ・ジグリオとの米国ツアーチケットは既に完売している。「Homemade Worship By Handmade People」のリリースを期にレンド・コレクティブのメンバーたちは出身地である北アイルランドからアトランタまでのツアーを行う予定。
レンド・コレクティブはアトランタから来年1月26日に始まる30カ所を回るフランシス・チャンの4つの米国ツアーに参加する。このロック&ワーシップ・ロードショー・ツアーには、マーサイムやテンス・アベニュー・ノース、レクラエ、ディサイプル、ホーク・ネルソン、サイドウォーク・プロフェッツらが参加予定となっている。
「Homemade Worship By Handmade People」からファンに人気のある新曲を選んで披露するレンド・コレクティブの2012年ヨーロッパツアーの日程は近日発表される予定で、スコットランド・エディンバラ(1月5日)、北アイルランド・ベルファスト(1月6日)、英国ロンドン(1月7日)など各地での開催が決まっている。
レンド・コレクティブにとって音楽とは富や名誉を築くためのものではなく、常に人々と神の御国のためだった。その方向性を証明するアルバム収録曲「Build Your Kingdom Here」や「Second Chances」のミュージックビデオが来月26日、Youtube(http://www.youtube.com/user/RendCollective)に登場するとして注目を集めている。