シュリットは独創的なキーボード奏者ロジャー・ボイド、ドラマーのスティーブ・ヒューストンとともに、シュリット作詞の「Get Up and Enjoy Yourself」の曲で多くの観客を魅了した。その興奮は「ビルボードホット100」のシングルチャートにまで波及し、「Love Me Tonight」と「Since You've Been Gone」、バンド番組のテーマソング「Never Been Any Reason」のランクインが続いた。シュリットはスタンディングオーベーションを受けて「Jefftown Creek」という曲でアンコールに応えた。
シュリットは、「今日はヘッド・イーストとしてもう一度ファンの前で歌えたことを本当に嬉しく思うよ」と語った。
シュリットは1972年から80年にかけてヘッド・イーストのリードボーカルとして6枚のアルバムをリリースしている。高い地位を築いた最初のCD「Flat as a Pancake」(1975年、A&Mレコード)とともにバンドの人気を高めた「Never Been Any Reason」は、現在はクラシックロックラジオのテーマ曲になっている。ヒット曲は未だに国民的なクラシックロックとして歌われ続けている。