【CJC=東京】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊マリナデルレイのリッツ・カールトン・ホテルから8月13日盗まれていた、17世紀オランダの画家レンブラントの作品とされる絵画がロサンゼルスのセント・ニコラス・エピスコパル教会の建物で15日見つかった。
犯人は作品に付いていた額の裏紙をはがそうとしてあきらめ、施錠されていなかった建物の中に放置したとみられる。
作品は1655年ごろに描かれた縦約15センチ、横約25センチのペンスケッチ。タイトルは「審判」で、約25万ドル(1900万円)の価値があると推定される。それがホテルから30キロも離れた教会へ持ち込まれた理由は明らかでない。同教会のマイケル・クーパー牧師も、こんなことでメディアの注目を集めるとは、とびっくりしている。