リビア首都トリポリでは、カダフィ政権の崩壊を予期して反体制派が勝利を祝う様子が見られる一方、未だ戦闘が続いている。トリポリの中心に位置する広場グリーン・スクエアには21日夜、数千人もの反体制派の人々が集い、カダフィ政権がもうすぐ崩壊されることを祝った。英クリスチャントゥデイが伝えた。
カダフィ政権政府施設周辺では激しい戦闘が続いているという報告もされているが、カダフィ大佐が現在どこにいるのかについてははっきりとした情報が寄せられていない。既にカダフィ大佐の3人の息子は反体制派によって拘束されているという。
英キャメロン首相は政権崩壊後のリビアについて「リビア国民主導のリビア国民が責任をもったプロセスで行われなければならない。一刻の猶予もない状況である」と述べており、西欧諸国政府指導者らはリビアの動向について注視している。
アラブワールドミニストリーズ(AWM)のデーヴィッド・アイネス氏は、「リビアその他中東諸国で生じている民主化の動きは、同地域の青年たちが自国の統治についてより力強い発言をしていきたいという意志の表れです」と述べ、キリスト者らにリビアの紛争が早期に終焉を迎え、この混沌とした時期により力強い信仰をもっていけるように共に祈る必要があると呼びかけた。
アイネス氏は「今後リビアでどんなことが起ころうと、これからの数カ月がリビアにとって試練となる時であり、紛争で退廃した国土の十分な再建を行っていかなければならない時です。以前とは異なる国へリビアの人々が再建していこうとするときに、もっとも重要なことはキリスト者の祈りにあります。私たちはリビアでこれから何が生じていくかとても興味深く見守っています。北アフリカの一部のキリスト者らは、リビアの政権崩壊が神様のご計画にあった出来事であり、今こそ大胆にキリストの信仰を宣言していくチャンスであると見なしています。リビアでイエス・キリストを信じる人の割合はとても少ないですが、それでも最近になってキリストの信仰をもつようになったリビアの人たちを確認することができています。リビアのあるクリスチャンは私たちに『どうか私を覚えていて下さい』と伝えました。リビアのキリスト者は数にして言えば少数ではありますが、中東でのキリスト者には中東域で主の栄光を伝える権威が与えられています。私たちが彼らのために祈り、中東諸国に遣わされたイエスの使徒たちによって同地域で教会が育っていくのを見守って行くことができればと思います。主の栄光が中東で表され、教会が発展していくために祈っています。リビアで人々が自由に主に従っていくことができる雰囲気が形成されることを願っていますが、もっと重要なことは、同地域で教会がしっかりと建てられることにあります」と述べている。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了
-
いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ
-
韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い
-
Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二
-
日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」
-
「ヘブライズムが世界を救う」 ジーザス・ジューン・フェスティバル2026、東京・新宿で6月29日
-
旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却
-
日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授
-
ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち
-
神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司
-
国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明
-
救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了
-
Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二
-
旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却
-
聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司
-
神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司
-
両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように
-
いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ
-
トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える
-
「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え
-
国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明
-
米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗
-
着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番
-
「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也
-
神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司
-
戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳
-
聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳
-
「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年
-
救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

















