第43回再臨待望東京大会(キリスト再臨待望同志会主催)が28日、東京都目黒のキリスト兄弟団目黒教会で開かれた。午後1時半から始まった第1回目の聖会で日本宣教会代田教会牧師の相田望氏は、「心から再臨を待ち望む、いつ主がおいでになってもあわてることのない信者となって、主の再臨を選奨するものとならせていただきたい」と訴えた。
相田氏は、ヤコブをはじめ使徒たちが殉教にいたるまで宣教の使命に忠実だったのは、キリストの再臨を確信していたからと説き、「クリスチャンが信仰を妨げられるのは欲」と指摘したうえで、「キリストの再臨の希望が、私たちの生涯を変えなければならない」と強調した。
また、「21世紀の今という時代は、ヨハネの黙示録3章にあるラオディキアの教会そのものであるように思える」とキリスト者に信仰の情熱が足りないことを指摘。信仰の情熱は、人間の力でなくただ聖霊によると説き、「(聖霊を)喜んで感謝して頂戴することが、イエスがお喜びになる唯一の道ではないか」と訴えた。
最後に相田氏は、「私たちが主の再臨を伝えなければ、だれが伝えるでしょう」と訴え、「心も思いもみな聖められ、主の日を待ち望む、いとうるわしい者とさせていただきましょう」と力を込めた。